

<お母さんからの質問> 中2の息子に「頑張ってね」と言ったら、「うざいなあ」と嫌がられました。 でも、小3の娘に「頑張ってね」と言ったら、嬉しそうでした。 何が違うのでしょうか? (二人の子どものママ) <多賀先生のアドバイス> 日本人は子どもや友人を応援するときに「頑張れ」とよく言います。 皆さんも何回となく「頑張れ」と言われたことがあるでしょう。 「頑張れ」と声かけする方は、相手にいい結果が訪れることを願っています。 不思議なことに「頑張れ」と言われる立場になると、「応援してくれているから、頑張ろう」とうれしく思う時と、「これ以上、何しろっていうんだ」とつらく感じる時があります。 この違いはどこから生まれるのかを知っていないと、自分の言っている「頑張れ」が、声援になっているのか、足を引っ張っているのか分かりません。 今、何をしたら良いのか具体的に分かっている相手に対しての「頑張れ」は、応援として作用します。 しかし、今、何をしたら良いのか分かっていない相手に対しての「頑張れ」は、焦らすだけ、追い込むだけで、逆効果になります。 ですから、分かっていない相手に「今は○○を頑張ってみたら」と言えるのなら、使っても大丈夫でしょう。 〔北陸中日新聞 令和6年4月9日掲載〕 |
